いちご泥棒


予定を詰め込みすぎたのが悪いのですが、KOの週末スクーリングと夜スクーリング、仕事、国内出張等の諸々が重なり、月月火水木金金状態でした。通常、買い物は壊れたり不足したりして補う目的でするのであり、あってもなくても良いけれど、欲しいものがある場合は、少なくとも2週間は考えてから買います。今回は、色々あったところに、デパートで英国フェアを開催していたので、「美しい、無駄な買い物をしましょう」と思いました。2周して、ウィリアム・モリスの「いちご泥棒」の鞄を買うことにしました。

「いちご泥棒」は、
「…各色を個別に染め、刷り、抜くという非常に高度なプリント技法が生み出された。プリント工程全体の完了には数日を要するこのファブリックは、モリス商会のプリント木綿の中でも最も高価なものとなった」(ウィリアム・モリス出版委員会『ウィリアム・モリス ステンドグラス・テキスタイル・壁紙 デザイン』 、ブレーントラスト、2006年)
というものです。 色数が多いですが、全体のバランスが良く、落ち着いた雰囲気だと思います。

バックオフィスなので、服装や持ち物の規制は厳しくなく、通勤に使うことができ、無駄な買い物ではありませんでした。「見れば見るほど良い鞄だ」、「こんなに良い買い物は滅多にできるものではない」と悦に入っています。B4まで入り、ファスナーで閉めることができます。ジャガード織かゴブラン織の生地で(私には違いがよく分かりません)柄が立体的に織り込まれているところも気に入っています。カーテンや壁紙とは行きませんが、モリスは画集などを眺めるだけではなく、実用に取り入れたいものです。

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