KO通信・夜スクーリング


日暮れて
 KO通信のスクーリングは、オンライン配信されるもの、6日間の夏期集中講座、週末×3回分の週末スクーリングの他、9~12月の毎週決まった曜日の夜間に、12回にわたり開講される夜間スクーリングがあります。今年は週2回、夜間スクーリングを受講しましたが、思った以上に大変でした。

まず、職場~三田のキャンパスまではdoor to doorで30分はかかるので、終業のチャイムが鳴ると同時に職場を出なくてはなりませんが、残業せずにとっとと帰るのはサボっているようで精神衛生上、とても良くないです(実際は、その分、毎日定時より2時間早く出勤しているので、問題ないはずなのですが)。通学の学生は、ちょうど授業が終わって帰る時間帯で、すれ違う学生は皆さん、優秀で(KOの通学生なので、当然です)、前途有望であるに違いなく、一方、私は学生時代に勉強しなかったツケが回ってきて、今頃こんなことをしているのですから、文字通り「日暮れて途遠し」という惨めな気分になります。食事をする時間もなく、講義を受けて、帰宅すると21時を過ぎるので、最低限のことをして就寝し、翌朝は4時起床で洗濯物を干して、出勤する、という生活でした。

全24回のうち、3回は仕事が入ってしまって聴講できませんでした。夜スクーリングは東京と大阪でしか開講されないので、4時起きでも、日が暮れていても、時たま仕事が入っても、受講できることに感謝しなくてはなりません。KO通信では、スクーリングは多すぎず、少なすぎず受講するものであって、自学自習のテキスト学習が中心ですが、夜間の大学などに通う人は本当に負担が大きいと思います。最終回の試験が終わったときは肩の荷が下りたように思いました。自分は、社会人向けの大学で勉強するには条件が恵まれている方だとは思いますが、これを数年間も続けることはとてもできそうにありません。加えて、今回受講していた授業は内容が難しく、着いて行けていませんでした(ただ、その点は先生も勘案して下さってなのか、試験は持ち込み可で、そこまで難しいものではありませんでした)。

仕事が終わってから講義を受けるのはとにかく負担が大きいので、来年は、受講するとしても短期決戦型の夏期スクーリングと週末スクーリングだけにしようと思います。ここまで根性がないということは情けない限りですが、まだ先は長いので、息切れしないように騙しだましでしかできません。

なお、スクーリングのない日は、「今日は好きなだけ残業できる!」と大喜びで (?)やっていたら、年末に上司に呼ばれて、「仕事しすぎ。3月まであなたの担務は他の人に回すからね。新しい案件は手を付けてはダメ」と言われるというオマケまで着いていました。



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